お店の様子


2012年3月10日、豊中駅の近くに、アジアをはじめ世界各国の家庭料理を楽しめる「TIFAカフェサパナ」がオープンしました。

ネパール製の刺繍の座布団が並ぶ異国情緒漂うお店では、ベトナム、インドネシア、ネパール、ペルーなどの国の料理を、日替わりのワンプレートランチ(700円)で楽しめます。腕をふるうのは、地域に住む各国出身の外国人たちで、「豊中にいながら世界の家庭の味を気軽に食べられる」と評判です。ここでしか味わえない料理をめあてに訪れた、近隣の主婦たちや海外駐在経験を持つ男性などのお客さんに、シェフが自慢の料理について説明したり、「味はいかがですか?」と声をかけていました。

ランチ以外にも、希少なエベレストコーヒーやスリランカティー、さらには世界のビールなども楽しめ、ティータイムには、お茶を飲みながら外国人講師から英語やスペイン語を学ぶ語学教室風景も見られます。

地域とのつながりづくり

サパナを運営するのは、1985年から「在住外国人支援」「国際理解」「国際交流」「国際貢献」を柱に、多彩な活動を展開してきた「国際交流の会とよなか(TIFA)」です。ランチを担うシェフや外国語の講師は、日本人と結婚した外国人や留学生の配偶者など、在日期間も立場もさまざまですが、皆TIFAが関わる外国人たちです。


「日本では言葉の問題などもあって助けられる立場になることが多い外国人ですが、母国の味を喜んでもらい、自分達の文化を伝えられる場を持つことが、自信につながっているようです」と、サパナ責任者の安本さん。オープン当初はお客さんと話すのを恥ずかしがっていたシェフも、今では積極的に話しかけるようになったとか。

店内では、TIFAが支援するネパールの女性たちの作品やコーヒー豆などフェアトレード商品の販売も行っています。
サパナは、単に各国料理を楽しむカフェというだけでなく、地域に住む外国人の活躍の場、 日本人と外国人の交流の場、外国の言葉や文化を体験したり学んだりできる場となっています。

これから・・・

土曜日は、さまざまな国の料理を楽しみながらその国の文化や生活についての話を聞ける「サタデースペシャル」を不定期で開催。これまではグァテマラやベラルーシ、チベットの方が、自慢の料理と話を披露しました。今後も「自国の料理を食べてもらいたい」という外国人を大募集しています。土曜日は、さまざまなイベントに利用できるスペースとしてレンタルもしています。また、手作りのお菓子やスナックを充実させて、ゆくゆくはティータイムにも外国人スタッフが常駐できるようにしたいという目標もあるそう。「サパナ」とは、ネパール語で「夢」という意味。その名の通り、まだまだ夢は広がりそうですね。

取材日 2013年8月24日

 

お店の詳細

TIFA カフェサパナ
住所〒560-0021 大阪府豊中市本町3-3-3
Tel/Fax 06-6840-1014
http://tifa-toyonaka.org/activities/616
【営業時間】 
月~金曜日10:00~15:00