活動内容


北大阪急行の千里中央駅からすぐ、市役所の出張所や図書館、公民館などが入る豊中市の施設、千里文化センター「コラボ」の2階に、市民と行政が協働で運営するコミュニティカフェ「コラボカフェ」があるのはご存知ですか?コラボカフェは、2014年4月6日で、4年目を迎えました。

カフェでは、公民館での活動後におしゃべりを楽しむグループや、図書館や買い物帰りにくつろぐ一人客などで、いつもにぎわっています。ここでスタッフや他のお客さんと話すのを楽しみに通っているという常連客も多く、中には、ほぼ毎日訪れるという方もいるとか。オープンから3年経ち、すっかり市民の交流の場として定着している様子がうかがえます。

 
コラボカフェの定番メニューは、オーダーごとにいれるコーヒーと紅茶、そしてカルピスとオレンジジュースです。このコーヒーや紅茶は、エクアドルやインドの生産者から適正な価格で購入している「フェアトレード」のものを使い、コーヒーと紅茶に付けるクッキーは近隣の作業所に依頼するなど、環境や地域の福祉にも配慮するとともに、お客さんにもそれらのPRや周知に努めています。また、箕面で種から育てられた実生のゆずを使ったゆず茶や、スタッフ手づくりのしそジュースなど季節メニューも提供しており、毎シーズン人気だそうです。

また、通常の営業に加えて、キャンドルの灯りの中でお茶を飲みながら音楽を聴くことができる「ナイトカフェ」などのイベントも定期・不定期的に開催するほか、数か所の作業所のパンやマドレーヌの販売場所の提供も行っています。

地域とつながりながら

コラボカフェは、市民参画によるコラボ建設計画段階の2005年に設置された豊中市との「新千里図書館・公民館創造会議」から生まれました。新千里図書館・公民館創造会議は大学の先生と市の職員、そして市民で構成されており、その中で出た「多世代・多分野・多文化の共生のために、市民が交流する空間をつくるべき」という提案から、隣の多目的スペースとともにカフェスペースが実現しました。

カフェのオープン前には、実際にカフェを運営する市民実行委員が公募で選ばれ、メニューや運営方法などを決めてきました。現在も実行委員と行政で月に1回ミーティングを開いて、カフェ運営の改善や一市民として「こんな企画があったらいいな」というイベントの企画などについて話し合っています。

そして、カフェで飲み物を作ったり接客をしたり、レジを打ったりといったカフェ業務は、実行委員以外に、その後募集したサポーターを含めたスタッフでシフトを組んで行っています。また行政は各種連絡や調整、イベントの受付といった業務を担っています。カフェスタッフは、カフェ業務以外にも、カフェの脇にある陶器取り替えBOXの管理や、コラボ来館者から施設についての質問に答えるなど、コラボ全体の案内役も果たしています。

「千里に越してきたばかりで友達や知り合いがいなかったのが、コラボカフェで仲間ができた」というスタッフも多く、スタッフにとってもカフェは大切な居場所となっているそうです。「楽しみながら人と人とがつながる中で、新たな交流が生まれ、それが「まち」の課題解決や地域の「元気」に結びついてくれたらうれしいです」と、実行委員で立ち上げからコラボカフェにかかわっている上村さん。

これから・・・

コラボカフェのテーブルには、最近ちょっとした短文がかかれた三角柱が置かれています。これは2年目の実行委員のアイデアで始まった新企画「コラボの縁側(えんがわ)」です。カフェのお客さんからエッセイや短文などを募集して、応募作品を見やすく編集し、多くの市民に見てもらうことで、カフェでのコミュニケーションの輪を広げています。このように進化し続けているコラボカフェ。これからも誰でもふらりと立ち寄ることのできる、多様な「たまり場」であってほしいと願っています。

取材日 2014年5月27日

 

連絡先

コラボカフェ
〒560-0082 新千里東町1-2-2 千里文化センター2階
Tel06-6831-4133 Fax 06-6832-4190
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/651

【カフェオープン時間】  火~土曜日10:00~17:00
(祝日の場合や、月曜が祝日になる前の土曜日はお休み)