お店の様子

コーヒーを飲む少しの間(MA)にホッ(HOT)としてほしいという想いを込めて名付けられたMAHOT COFFEE。世界各地の味や香りの個性豊かなコーヒーを楽しんでもらいたいという想いから、購入の前に試飲できるサービスを提供されています。このコーヒーは食後に、このコーヒーはオフィスで、これは家事の合間に…等、自分のライフスタイルに合わせたお気に入りのコーヒーをMAHOT COFFEEで見つけることができます。
店主の大槻さんは、飲食の仕事に就いていたサラリーマン時代、仕事に追われ気持ちに余裕がなくなることがあったそうです。その時コーヒーに出会い、そのおいしさを味わうだけでなく、コーヒーを飲む時間(コーヒーブレイク)は、リラックス、気分転換、仕事をがんばるぞ!という気持ちの切り替えができる大切な時間だということに気づいたそうです。そこでコーヒーブレイクの魅力を自分が提供したいという気持ちが強くなり、コーヒーショップを始められました。

地域とのつながり・
伝えたい想い

コーヒーの販売だけでなく、「豊中で何かしたい!」という方を講師に招き、コケ玉や炭コンロ作りなどの環境に配慮したワークショップや、バザーなどをお店の前にあるフリースペースで開かれています。また地域のイベントに出店するなど、人と人とのご縁をとても大切にされています。
人口が都市部にどんどん流出している昨今ですが、やっぱり地元・豊中に住みたいなと思って欲しい。そのために多様な人に出会えるコーヒー店として、人と人との縁を繋げて、買い物する人同士がつながり、地域の経済がつながって欲しいという想いから、お店を地域に開放されています。縁の中で互いに紹介し合った人たちが繋がることで、円形の円というよりは、立体的につながって球になる…そんなイメージだそうです。

MAHOT COFFEEで取り扱うコーヒーの中には、徳之島で栽培されたコーヒーの木から採れたものがあります。これらは主に飲まれているコーヒー豆の種の部分ではなく、本来は捨ててしまうコーヒーの花や果肉もお茶として販売されています。今年はタピオカミルクティーにコーヒーの果肉を入れて販売してみたらヒットしたそうです。豆を焙煎する過程で生まれる削り節のようなものを使った珍しい商品もありますし、消臭効果があると言われている焙煎後のカスは持ち帰り自由として置かれています。大槻さんはコーヒーを販売する立場ですが、世界中のコーヒー豆生産者の生活を支えるために、花や果肉、葉なども活用していきたいという想いがあるそうです。これもコーヒーを通じて出会った生産者の方の想いに共感して始めたことだそうです。
遠くの生産者も、地域の人々も大切にされているMAHOT COFFEEであなたもコーヒーブレイクを楽しんでみませんか?

取材日 2019年12月3日

連絡先

〒561-0801
大阪府豊中市曽根西町2-14-43
TEL:080-6157-2853
【営業時間】12:00-19:00 (土・祝 10:00-19:00)
日・月曜日休み (臨時休業あり HP、Facebookで告知)