エコライフセミナー2011
第1回 親子でエコクッキング
講師:横地多実子さん
(おうちごはん塾 きっちんすまいる塾長)
平成23年(2011年)10月29日(土)
10:30 ~13:00
とよなか国際交流センター
内容
進行役より講師の横地さんを紹介後、横地さんより今日の全体の作業内容について説明。
まずは、塩糀を使った浅漬け作り。ビニール袋に入った野菜に塩糀を加えて、手でよくもみます。あっという間に塩糀漬けの出来上がり。
次は、いよいよ「重ね煮」のお味噌汁作り。まずは、全員で前に集まって、包丁の握り方、お母さんはお子さんへの手の添え方を教えて貰います。
横地さんによる、調理のデモンストレーションを見た後、各テーブルに戻って、野菜を切ります。こども達も教わったように、包丁をしっかり握り、慎重に野菜を切り、鍋の中に重ねていきます。
みそ汁が出来るのを待つ間に、食器の用意。出来上がったみそ汁と塩糀漬け、もちきびごはんを配膳。
「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言うことの大切さを学んだ後、全員で試食。普段は、野菜が苦手というお子さんも、しっかりおかわりしていました。
食事時間を利用して、横地さんに「歯の話」をしていただきました。歯の模型や動物カードを使い、歯と食生活は密接なつながりがあることを確認。人間の歯にあった食生活(肉ばかりでなく、野菜や穀物をしっかり食べること)の重要性を再認識しました。
食後は、「旬の食材当てクイズ」。渡された食材カードを四季それぞれに分類して貼っていきます。大人でも難しい野菜や魚の分類。季節にあったものを食べることで、「地産地消」そして健康にも良いことを教えていただきました。
最後は、エコボックスをチラシで折ったり、エコたわしの紹介も。ゴミを出さない、水もなるべく汚さないヒントも学びました。
終わった後も、参加者から横地さんに質問が相次ぎ、熱気にあふれた料理室でした。参加したこどもの年齢はさまざまでしたが、みんなそれぞれ新しい気づきのあったクッキングになったようです。
担当者の感想
今年は親子参加ということで、小さいお子さんが包丁で怪我をしないか気をつかいましたが、大きな怪我もなく無事調理が出来て良かったです。また、講師の横地さんは、お子さんへの指導に慣れているため、あたたかく見守りながらの適切な対応にスタッフも助けられました。
作って食べるのに忙しく、ゆっくりお話しを聞く時間が短くなってしまったことは残念でしたが、調理を実践する中で、材料を無駄にしないことやおいしく食べるコツを保護者の方も一緒に学ばれたようです。是非、家庭でも実践していただきたい内容が盛りだくさんでした。
参加者の感想
(こども)
- たのしかった。
- やけどや、むずかしくなく子どもでもできるし、おいしくできました。
- こんどおじいちゃんにもたべさせたいです。
- またきたいです。いつもは学校でおかわりしないのに、今日は4回もおかわりしました。またおしえてください。
(おとな)
- お味噌汁の重ね煮は初めて知り、勉強になりました。
- おいしかったです。普段野菜嫌いなのに、もりもり食べてびっくりしました。
- 今までしてきた料理と違い、ゴミが出なくてとってもエコでした。
- 子どもでも簡単でおいしいお味噌汁が作れて良かったです。
- とても丁寧にゆっくりと子どもにもわかるように説明していただけて、良かったです。改めて知ることや発見もあって、本当に良かったです。
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