エコライフセミナー2011
第2回 親子で楽しく土とふれあおう!

講師:高島邦子さん
(花と緑のネットワークとよなか)

平成23年(2011年)11月5日(土)
10:30~12:00

緑と食品のリサイクルプラザ(原田中)

内容

1回目のクッキングに引き続き、2回目は野菜がどんな形で育っているか実際に体験してみようということで屋外に出かけました。小雨が降る中でしたが、50名を超える親子が参加。
はじめに、講師の高島さんより全体の説明をしていただいた後、農園長の指導の元、サツマイモ掘りをしました。家族で並んで二株ずつ抜きます。サツマイモ一つ一つを土から抜き出し、余分な土をはらいます。一株に、たくさんのさつまいもがついていて歓声が上がります。お土産に、袋いっぱいのサツマイモが収穫できました。

その後、ホウレンソウの種まきを体験。こちらも農園長の指導の元、土の上に小さな種を並べます。子ども達も真剣な表情でそっとまき、その上からやわらかい土をさっとかぶせていきます。水まきは、お父さんの係。大きなじょうろで張り切って水をまいてくれました。


種まきの後は、「とよっぴー」を作っている工程を見学。こども達が残した給食がここに運ばれて、発酵した後に「とよっぴー」という土壌改良材になることで、食の循環が成り立っているというお話しを聞きます。発酵したてのホカホカ湯気の上がる「とよっぴー」をみんなで袋詰め。お土産に持って帰りました。
最後は、花と緑のネットワークの皆さんがつくってくださった「サツマイモのつるのきんぴら」を試食。普段野菜をあまり食べないという子どもも、おいしいおいしい!とあっという間に食べていました。材料が「サツマイモのつる」と聞いて、参加者のみなさんはとても驚いていました。

担当者の感想

雨が降ったり止んだりというスッキリしない空模様だったため、講師の高島さんが準備してくださっていた「食の循環」のおはなしは、全て聞いてもらうことができませんでしたが、収穫体験や種まき、とよっぴーに触れることによって、参加者のみなさんは、それぞれに「食」や「命」の大切さを感じとってくれたようです。収穫体験が初めての保護者もおられたようで、サツマイモの土の中の様子に驚かれていました。普段の生活で、なかなか感じとることのできない自然の力や生命力を実際に体感することができたのではないでしょうか。

参加者の感想

(こども)

  • 給食の食べ残しがここに来ているなんて、初めて知りました。楽しかったです。
  • サツマイモをほる時にでかかったから、ほるのがたいへんだった。
  • いももたくさんとれたし、試食もおいしかったです。はたけにもきょうみをもてました。

(おとな)

  • 堆肥のおはなし、ほうれん草の種まき、実際に施設を見ながらだったのでわかりやすかったです。
  • 土とのふれあいに子ども達も大満足でした。
  • 虫がたくさんいて・・それも楽しかったです。
  • 短くわかりやすい話で、楽しく学べました。芋のツルの料理をしてみたくなりました。
  • 図なども使ってわかりやすかった。身近なテーマなのがいいです。。