エコライフセミナー2011
第3回 チョコレートを食べながら世界のことを考えよう!

講師:上村有里
(赤ちゃんからのESD)

平成23年(2011年)11月12日(土)
13:30~15:30

とよなか国際交流センター

内容

まず始めに、さまざまなゲームを通じて参加者同士が交流し、コミュニケーションを図るアイスブレイクを行いました。
その後、全員で机を囲んで「もったいないばあさんと世界のことを考えよう」を読み聞かせ。児童労働や子ども兵士、ストリートチルドレンなど世界の子ども達の様子を見て、印象に残った子どものことを意見し合いました。


児童労働をなくすための一つの方法として、フェアトレードがあることを紹介。フェアトレードのとりくみに関するDVDを全員で鑑賞し、フェアトレードのコーヒーや紅茶、チョコレートを味わいました。
後半は、親子のコミュニケーションを深める時間。世界の子ども達が笑顔になれるように・・そんな願いをこめて、オリジナルのトーテムポールを作成。思い思いの素敵なトーテムポールが出来上がりました。

担当者の感想

参加者は少なかったものの、お互いに交流する時間が多く持てたので、全員が仲良く楽しく過ごしました。前半の絵本の読み聞かせでは、世界の子ども達の生々しい現状を伝えましたが、子ども達はしっかりと最後まで聞いていました。保護者の方々にはショッキングな場面もあったようですが、悲しい出来事として終わらせるのではなく、例えば「フェアトレードの商品を買う」といった、自らの行動を起こすことの大切さを共有できました。

後半は、工作のお楽しみタイムになってしまいましたが、もう少しメッセージ性のある作品づくりが出来れば良かったと感じました。出来た作品は、とよなか市民環境展に展示されます。環境展にも是非足を運んでいただきたいです。

参加者の感想
  • 日常なかなか思いをはせない世界の児童労働に携わっているこども達のことを改めて考えさせられました。勉強したくても出来ないこども達の環境が、少しでも改善させられればいいな・・と思いました。フェアトレードの商品にも目を向けてみたいで。
  • 同じ地球で生活していても、国によって子ども達は自由に生活できず、とても残念だと思う。今日のセミナーに参加して、子どもも何かに気づいたらいいなぁと思いました。
  • 6歳の息子にもわかりやすく世界の問題を意識できる内容だったと思います。本やニュースで見るだけではなく、実際にフェアトレードのチョコを試食させていただくことで、世界の貧しい子ども達に思いを馳せて、じっくり味わうことができました。バレンタインのチョコレートは、フェアトレードのものを買いたいと思っています。
  • フェアトレードの意味もわからず、やっとわかって良かったです。他の国の子ども達がどんな暮らし方をしているか、息子にもわかってもらって良かったです。