内容

開催日:2009年9月4日 9時半~11時半
対象:小曽根小学校3年生
講師:NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21 自然部会 柿本修一さん
主催:大阪府池田土木事務所
場所:天竺川西願寺橋付近

 

 

この「水辺の学校」とは、河川管理者である池田土木が学校から依頼を受け、総合学習などの時間を活用して行っている地域交流事業です。こどもたちが身近な水辺での自然体験活動を行うことで、 川に対する理解を深めてもらうことがねらいです。小曽根小学校から歩いて30分、天竺川西願寺橋付近にて行いました。

 

(1)講師から川の生物についての説明を受けた後、安全に充分気をつけながらハシゴを降りて、川縁に移動します。

 

(2)網とバケツを持って川に入ります。

 


(3)川に入るまでは、不安そうだった子ども達でしたが、水の中に足をつけたとたん、活き活きとした表情に!

 

(4)水の中には、こんなにたくさんの魚がいたよ!
川面を流れる風も心地よく、陽射しの熱さを忘れて、魚と戯れたひとときでした。

 

(5)川から上がった後は、池田土木のみなさんから川の歴史やしくみについて教えてもらいました。

子どもたちの感想

●川の水は思ったよりも冷たくて気持ち良かったよ。

●魚の動きが速くて、なかなか捕まえられなかった。

●アメンボがいっぱいいたよ!

●初めはハシゴ降りるのこわかったけど、手伝ってもらって降りることができて嬉しかった。

●ともだちと協力して魚をつかまえることができた。

仕掛け人の八木先生より

水辺に限らず、子ども達にとって、体験から学ぶことはとても大切です。体験の中で、生物や自然、まち、交通など、さまざまな「本物」に出会わせてあげたいと思っています。

また、今回の水辺の学校のように、池田土木やアジェンダ21のみなさんなど、普段の授業で接することのない大人にお世話になることで、周囲の人達に支えられて生きていることを感じとってもらいたいです。

7月には、二年生が同様の水辺の学校を体験しました。学年によって、感じ方や受け止め方はさまざまですが、校外に出ることにより、社会のルールを守ることや友だちへの思いやりなど、普段学校では学べない貴重な経験ができているようです。

今後も、こういった体験型の学習を積極的に取り入れ、子ども達の「五感」を鍛える授業を続けていきたいです。

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大阪府池田土木事務所
小曽根小学校(八木先生まで)