活動内容


「ひがしまち街角広場」は、東町が国の事業であった「歩いて暮らせるまちづくり」のモデル地区となり、地域の交流スポットとして2001年9月に誕生。地域のボランティアの皆さんが運営しています。

買い物や散歩のついでに、また地域の情報を集めに・・と、地域のさまざまな人が集まります。放課後になると、「おばちゃんお水ちょうだい!」と飛び込んでくる小学生も!地域の安全を見守りながら、多世代同士の交流も深められています。

普段は、お気持ち料100円で珈琲や紅茶などの飲み物を提供。収益は、運営資金に充てられています。また、春には「竹の子掘りと炊き出し」10月には「創立記念祭」年末には「しめ縄飾りづくり」などを開催したり、地域団体と連携したイベントも随時開催。広場での交流がきっかけで、新しい活動がどんどん広がっています。

伝えたい想い

人口減少や高齢化が進む中で、子どもが安心して遊び生活できる環境や、ひとり暮らしの高齢者の駆け込み寺のような存在は、地域全体で作っていく必要があると思います。それが、この「街角広場」。地域コミュニティの拠点として、赤ちゃんからお年寄りまでさまざまな世代が集える「場」を提供しています。

「地域の文化向上」という目的から、「千里竹の会」「千里グッズの会」などの活動団体もここから誕生しました。井戸端的な話し合いの中から、地域の課題解決ができたり、新しいとりくみが生まれたり・・これからも、居心地の良い「場」を提供しながら、東町の元気を応援していきたいです。

再訪問

久しぶりに訪れた街角広場。毎日コーヒーを飲みながらスタッフとのおしゃべりを楽しんでいるという男性と高齢の母親の親子と、赤ちゃんをだっこした若い母親が、話に花を咲かせていました。また、最近は近くの幼稚園に子どもが通っている母親たちの交流の場にもなっているとのこと。ほかにも小学校帰りの子ども達が立ち寄っていったり、小学校の父親の会「ダディーズ」や「千里竹の会」「千里グッズの会」の活動拠点として、変わらず「ちょっと誰かとしゃべりたいな」「仲間とゆっくりしたい」といった際に、新千里東町になくてはならないスペースとなっているようです。

さらに、2012年にはウクレレを伴奏に唱歌など懐かしい歌を歌う「歌声喫茶」がスタート。毎回みんなで元気に歌って思い出話で盛り上がり、「毎月この日が楽しみ」という常連さんも増えており、部員になったお客さんも出たとか。これは、「ここに来るのは私たちにとっても楽しみ」というボランティアスタッフの企画。知りあいがウクレレを披露する場所を探していることから、思いついたそうです。
これまでも先進的なコミュニティカフェとして全国各地から見学者の訪問を受けてきた「街角ひろば」ですが、近年千里中央の「コラボカフェ」や吹田市の「さたけんち」などコミュニティカフェが増えてきたこともあり、「今後はコミュニティカフェ同士の交流や連携、情報交換も積極的に進めて、新しいことが生まれれば」と、代表の太田さんが今後の抱負を語ってくれました。
これからも進化していく街角広場に注目ですね。

取材日 2014年1月23日

 

活動日

月曜日から土曜日  午前11時~午後4時まで
(第4土曜休み)
ボランティア希望の方は、気軽に街角広場を覗いてください!

連絡先

ひがしまち街角広場
06-6831-9701
machikado@e-senri.jp
新千里東町HP